★管理栄養士から【ぐっすり睡眠】するためのワンポイント★

昨今、大注目の「睡眠」。皆さんはご自身の「睡眠の質」が最高の状態である自信はありますか？ 睡眠は「体」と「脳」を休ませる大切な時間です。 睡眠時間には個人差がありますが、不足すると情報処理能力などが低下し、本来発揮できるパフォーマンスが出せないことや体調不良など様々な悪循環が生まれる可能性があります。 また、それらの悪循環が精神的疲労にも影響してくる恐れがあるため、自身に必要な睡眠時間を確保することはとても重要なことです。 今回は「ぐっすり睡眠」がとれる効果が期待できる「トリプトファン」と「GABA」を含む食材を使用しました。

【トリプトファンについて】

トリプトファンは脳内で脳や身体を目覚めさせる作用のホルモン「セロトニン」を作ります。日中、このセロトニンが多く分泌されると夜間に眠りを良くするホルモン「メラトニン」へ変化します。トリプトファンは人の体内で生成できない必須アミノ酸の1つで、食事から取り入れる必要があります。

【食材】乳製品、大豆製品、牛肉、卵、バナナ、穀類、魚類、ごま　など

【GABAについて】

神経伝達物質の1つで精神の興奮を抑制(副交感神経の働きを促進)し、心身をリラックスさせる働きがあります。

【食材】きのこ類、発酵食品、穀類、ケール、トマト、果物類、パプリカ　など